• 要支援の市町村事業化『不可能』が3割超え

    介護24

    要支援者を対象とした通所介護や訪問介護の市町村事業への移行について、 実施は不可能と考える保険者が

    3割余りあるとする調査結果を、中央社会保障推進協議会(中央社保協)がまとめた。 中央社保協では、

    昨年11月中旬から12月初めにかけて、都道府県の社保協を通じ、全国の保険者にアンケート調査 を実施。

    22都道府県637保険者から回答を得た。「不可能」と回答した保険者からの

    自由回答では、「(経過措置の)3年という短期間での体制整備は人的、財政的にも困難」 「市の財政上難しいと考える

    」「専門職をはじめ人材が不足している」など、人員不足や財源確保の難しさを不可能と考える理由にあげる保険者が多く見られた

    「不可能」と回答した保険者からの自由回答では、「(経過措置の)3年という短期間での体制整備は人的、財政的にも困難」

    「市の財政上難しいと考える」 「専門職をはじめ人材が不足している」など、人員不足や財源確保の難しさを

    不可能と考える理由にあげる保険者が多く見られた

  • 改めて考えてみましょう。

    介護24

    介護事業を運営されている中で、定期的なスタッフ会議、ミーティング

    などを行っているかと思いますが、管理者樣は今一度お考え下さい。

    『個人情報の管理』です。

    現在はどのように管理をしているか?

    管理の方法は今のままで問題はないか?

    管理者様が考えて頂くのも良し、ミーティングのテーマとして、

    改めて全員で考えてみてはどうでしょう。

    介護保険法設備要件にも『鍵付き書庫』とあるように

    利用者様、そのご家族、職員の個人情報管理は

    非常に重要で慎重にならなければいけません。

     

    ・書庫のカギ保管に関する誓約書

    ・事務所内WEBカメラの設置

    ・勤務終了時、事務所内に個人情報が置き忘れがないかの確認義務

    ・個人情報記録した裏紙の使用、又は破棄

    ・個人所有物への個人情報の転記の禁止

    上記の様な方法も御座います。

    今一度ご確認下さい。

     

     

  • 寝たきり高齢者の在宅介護

    介護24

    在宅での介護のポイント

    認知症高齢者の介護と同様に、寝たきりの場合でも社会的サービスを

    利用してゆとりのある生活を実現していく、という基本的な考えを持つことが大切です。

     

    ①できるだけ自立をはかり、少なくともこれ以上重度化させない

    ベット上での簡単な運動(軽く体を動かしたり)、車椅子などで、

    少し気分転換

     

    ②日中はベットから離れて過ごす

    寝たきりの方は大半をベットで過ごしがちです。

    このような生活はますます心身の機能・能力を弱めて行くことになります。

    起床後はできる限りベットから離れ、椅子や車椅子で過ごすようにします。

    日中を座って過ごす時間があるということは、寝ている時に比べると

    意識がはっきりし、行動への意欲も出てくる可能性を生みます。

     

    ③環境整備

    環境整備には『家屋改造』、『福祉機器』等の利用が含まれます。

    介護が楽になるベットだったり、ベットは腰掛けて足の裏が

    床につく高さのものが好ましいです。

    和室に直引きの布団はもっとも行動を妨げます。

     

    ④介護は最小限に

    もちろんサービスは行うのですが、利用者様に自分でできる

    ちょっとした事をやらせる事も良いでしょう。

    介護者への依存から、できることもやらないという方も

    少なくはありません。

     

     

  • サービス提供責任者

    介護24

    サービス提供責任者の職務が何であるか、理解している人はどれだけいるだろうか?

    現サービス提供責任者の方やそれに向けて勉強中の方、事業所の管理者樣は、

    ご理解頂いてると思います。

    介護保険法によると、「サービス提供責任者」は訪問介護事業所において、利用者40名に対し1名以上の配置が

    義務づけられている職種のひとつであり、資格要件としては、介護福祉士または厚生労働大臣が定める者となっており、

    介護職として相応の知識・経験が求められます。

    訪問介護には、掃除、洗濯、調理といった“生活援助”と、排泄介助、入浴介助、更衣介助といった“身体介護”

    2つのサービスがあって、それらを柱に、高齢者の方の生活を根底から支えている。在宅介護において、

    訪問介護はなくてはならない重要な役割を担っています。

    サービス提供責任者は、訪問介護では中心的な存在であり、その人のスキル如何によって、

    介護サービスの質は大きく左右される。つまり、サービス提供責任者は高齢者の方に豊かな生活を

    送っていただく上での重要なポジションであるといえます。

     

    ①プロデュース機能

    利用者に対して適切な訪問介護計画を作成し、それに沿ったサービスを提供する一連の段取りを行う。

    ケアマネジャーが作成したケアプランに基づき、利用者が日常生活上抱えているニーズを細分化し、

    具体的にどのような訪問介護サービスを提供していくかをプランニングする。

     

    ②コーディネート機能

    さまざまな関係者との連絡調整を図る。利用者はもちろんのこと、関係する家族や友人などキーパーソンと

    連絡を密にすることで、円滑にサービスが提供されるよう調整する。

    ケアマネジャーや他のサービス事業所と連絡を取り合い、利用者のニーズや体調変化などに速やかに対応する必要もある。

    さらに、ヘルパーコーディネートも重要な役割。利用者とヘルパーの相性や技術を考慮したうえで、担当ヘルパーの割り当てをする。

     

    ③マネージメント機能

    さまざまな管理的業務を行う。その一つが事業所に在籍するヘルパーに対する指導業務である。

    ヘルパーに対して定期的に技術指導したり、サービス提供に同行して直接引継ぎを行う。また、

    ヘルパーから寄せられるさまざまな相談に応じる相談役としても機能する。さらに、訪問介護サービスを提供

    するうえでの契約など、諸々の手続きにも対応する。そのため、介護保険のしくみや料金体系等に熟知している。