お肉をきちんと食べましょう。

「年をとったら肉は控えめに」と考えている人は少なくありません。

しかし、日本老年医学会認定専門医で人間総合科学大学保健医療学部長の柴田博さんは
「高齢者こそ、肉をきちんと食べるべきです」と指摘する。
主な理由として

〈1〉体を作る基となるアミノ酸のバランスが良い
〈2〉不足すると「うつ」になる脳内伝達物質セロトニンを作る物質トリプトファン、
脂肪を燃焼させるカルニチン、コレステロールの酸化を抑えるカルノシン、
貧血を防ぐヘム鉄などが豊富に含まれる――。
などなど。

肉を食べるとむしろコレステロールが増え過ぎるのではと、心配する人も少なくない思うのですが、
もともと日本の高齢者は、むしろコレステロールやたんぱく質が少な過ぎる「低栄養」になっているそうです。
柴田さんによると、肉と魚の理想的な摂取比率は1対1。加えて大豆や卵、野菜、芋類など
「様々な食材をバランス良く」が元気の秘訣ひけつだそうです。
日々の健康維持のためにも、バランスの食事を気を付けないとですね・・・。

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