中国の介護サービス展望

中華人民共和国での介護事業が今後注目される。これは、日本以上の急激な高齢化社会の問題を含んでいる。

計画生育政策(一人っ子政策)が最も早く開始された上海では、子供を1人しか持たない父母世代が2013年頃から老年(60歳以上)の仲間入りをし、2018年頃に増加のピークを向えるため、扶養や介護のための人員不足問題が深刻化すると予想されている。

上海市は全国に先駆けて一人っ子政策が実施された地域で、現在、全市の総家庭数の61.06%に当たる305万戸が一人っ子家庭だという。この比率は全国平均よりも39ポイント以上高く、「一人っ子家庭」の割合が突出している。

政策が開始された年代から計算すると、子供を1人しか持たない父母世代が老年の仲間入りをするのは2年後の2013年頃からで、その時に老年となる人口の 80%以上を占めると推定されている。7年後の2018年には父母世代が老年入りするピークを迎え、
毎年20万-30万人の「新老年」が誕生する。これにより、上海市では全国で最も早く一人っ子たちによる扶養と介護の問題に直面することになり、家庭内での介護のための人員不足が深刻化すると予想されている。

調査によると、全国の人口に65歳以上の高齢者が占める割合は8.51%。この全国平均値を上回った「高齢化」地域は、上海市(16.38%)、浙江省 (11.49%)、江蘇省(11.38%)と、トップ3を華東地区が独占した。続いて、北京市(11.20%)、天津市(10.93%)がランクインした。

介護24チャイナ 必要かも・・

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